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赤いダイヤ 梶山季之

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赤いダイヤ 梶山季之

20代の頃、作家梶山季之の本を猛烈に読んでいました。恐らく100冊以上。全部売ってしまったので1冊も残っていないのですが、段ボール一箱はありました。

元週刊誌記者のしつこさを生かした、政財界に切り込んだ数々の作品を残しています。時には艶っぽく、時にはどろどろと、実に人間らしい主人公を描いた作品が多いのが特徴でした。

のるかそるか」「悪人志願」などは本当に面白いと思います。梶山季之の後は、高杉良氏やその他経済小説をむさぼるように読んでいた20代の私でした。

梶山 季之(かじやま としゆき、1930年1月2日 – 1975年5月11日)は、日本の小説家・ジャーナリスト。週刊誌創刊ブーム期にトップ屋として活躍、その後『黒の試走車』『赤いダイヤ』などの産業スパイ小説、経済小説でベストセラー作家となり、推理小説、時代小説、風俗小説などを量産するが45歳で死去。ルポライターとして梶季彦、少年向け冒険小説として梶謙介のペンネームがある。

同人誌時代から行動力旺盛だった梶山は、『新思潮』でも営業部長を自任して広告取りなど金策に奔走し、輸出振興外貨資金制度やあずき相場も利用しようと情報を集めた。この過程で小説化の思いが浮かび、1956年に「振興外貨(りテンション)」を『新思潮』に発表、1958年『新潮』に企業乗っ取りを扱った「地面師」を発表。続いてルポライター時代を経て小説に専念しようとした1961年に、スポーツニッポンの連載小説の作家が急病のため新連載を依頼され、あずき相場を扱った「赤いダイヤ」を発表して好評を博す。

同年に書き貯めた、自動車業界の産業スパイを扱った『黒の試走車』を1962年に書き下ろしで出版し、産業スパイという題材の新しさや、従来の小説とは異なった情報の詰まった小説として注目されてベストセラーとなり、産業界にも大きな反響をもたらして「産業スパイ」は流行語になった。また映画化もされて、大映の「黒」シリーズの元となった。これで一躍人気作家となり、引き続き高度成長期の産業界を描いた経済小説を続々と発表する。

産業スパイものとして、家電業界もの『影の凶器』(講談社、1964年)、造船業界を舞台にした『海の薔薇は紅くない』、腕利きの産業スパイシリーズ『白い廃液 産業ミステリー調査資料(秘)』 、『赤い妖精』などがある。

また企業の裏側を描く経済小説として、『赤いダイヤ』の続編『青いサファイヤ』、新幹線汚職を扱った『夢の超特急』、東京オリンピックを巡る土地開発を描く『のるかそるか』、広告業界を舞台にした『罠のある季節』、黒の試走車の続編にあたるサスペンスタッチの『傷だらけの競走車』、株相場を扱った『見切り千両』『みんな黙れ』、中東紛争による石油危機を扱った『血と油と運河』、化粧品業界を扱った『狂った脂粉』などがある。

出典:ウィキペディア(Wikipedia)


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