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臨3311に乗れ 城山三郎

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臨3311に乗れ 城山三郎

資本力もバックもないままに、先見性と野武士的勇断を武器に数かずの試練を克服し、ついに日本でも指折りの旅行社を築きあげた男たちのあくなき執念と情熱を描く実録企業小説。(解説・尾崎秀樹) 引用:Amazon

この本は今から約20年前、私が旅行会社に就職してすぐの頃読んだ本で、今も私のアイデンティティの一部となって、くじけそうな時には思い出す本です。もう10回以上読んだでしょうか。人とふれあう営業の素晴らしさ、旅行業の素晴らしさを学びました。

近畿日本ツーリスト創業者故馬場勇社長について書かれた本で、潰れそうにになりながらも、死ぬ思いで問題を解決し、大きくなっていく物語です。臨3311とは修学旅行のために貸し切った臨時列車の番号です。

近ツリの創業者と言っても、近畿鉄道系と合併する前は独立独歩の旅行会社に過ぎず、いわゆる「まち」の小さな旅行会社です。その小さな会社が何度も潰れそうになりながらも、馬場社長とまわりのスタッフの命を懸けた行動で少しずつ大きくなっていきます。

初めて受注した修学旅行の苦労、名もない会社が国鉄の列車を貸し切る苦労、馬場社長を後押しした熱海の旅館。馬場社長に怒鳴られながらも育った社員、応援してくれた旅館や交通機関、日本ツーリストはみんなの信用に支えられていました。

馬場社長は合併後、亡くなるのですが、その時の言葉は涙無しでは読めませんでした。

弊社の企業理念が似ているのは、馬場社長の力をどこかで引き継ぎたいと思っているのかもしれません。

城山 三郎(しろやま さぶろう、1927年(昭和2年)8月18日 – 2007年(平成19年)3月22日)は、日本の小説家。本名は、杉浦 英一(すぎうら えいいち)。

経済小説の開拓者であり、伝記小説でも、国民作家として評価されている。歴史小説も多く出している。 実在の人物をモデルにしたノンフィクション風の小説を数多く著しており、この分野の拡大における功績者の一人といえる。事実と虚構を巧みに織り交ぜたリアリティ溢れる描写には定評があり、現代社会を描いた小説のジャンル全体に多大な影響を与え、とりわけ社会派小説、経済小説、実録小説、ノンフィクションの各分野の表現技法に及ぼした影響は計り知れないものがある。もっとも、その裏返しとして、城山の思想や理念が反映された創作部分を事実と誤解し、モデルとなった人物を実際以上に「美化」する読者が少なからず存在している事も事実ではある。

2007年(平成19年)3月22日午前6時50分、間質性肺炎のため、神奈川県茅ケ崎市の病院で死去。享年81(満79歳没)。

出典:ウィキペディア(Wikipedia)

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