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氷川清話 勝海舟

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氷川清話 勝 海舟

幼名および通称は麟太郎(りんたろう)。本名義邦 (よしくに)、維新後改名して安芳。これは幕末に武家官位である「安房守」を名乗ったことから勝 安房(かつ あわ)として知られていたため、維新後は「安房」を避けて同音(あん−ほう)の「安芳」に代えたもの。勝本人は「アホウ」とも読めると言っている。海舟は号で、佐久間象山から受領の篆刻「海舟書屋」からとったものである。

回想録として、吉本みのるによる『氷川清話』や巌本善治による『海舟座談』がある。これは勝の談話を記者が速記したもので、勝の話し方の細かな特徴まで再現されており、幕末・明治の歴史を動かした人々や、時代の変遷、海舟の人物像などを知ることができる。ただし古い版では、当時の政治を批判した部分に編集に当たった記者による歪曲・改竄の跡が見られるという。

膨大な量の全集があり、維新史、幕末史を知る上での貴重な資料となっている。勝は相当の筆まめであり、かなりの量の文章・手紙等が残っている。この筆力には父親の小吉の影響もある。一人称に「俺」を使う独特の言文一致体的な語りは、父・小吉の自伝『夢酔独言』(平凡社・東洋文庫)と同じである。「清」という登場人物は夏目漱石の『坊つちやん』の素材となっている。

出典:ウィキペディア(Wikipedia)

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