特に心に残っている歌 「旅立ちの日に」です。
十数年前に埼玉県秩父市影森中学校の定年を迎える校長先生と音楽の先生が「歌声の響く学校」にしたいという思いで作った歌で、翌年からずっと生徒に受け継がれ、そしていつしか全国に広まり、多くの学校の卒業式で歌われるようになった素晴らしい曲です。
旅立ちの日に 小嶋 登:作詞 坂本浩美:作曲
白い光の中に 山なみは萌えて
遥かな空の果てまでも 君はとび立つ限り無く青い空に
心ふるわせ自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
このひろい大空に夢をたくして懐かしい友の声 ふとよみがえる意味もないいさかいに
泣いたあのとき 心かよったうれしさに
抱き合った日よ みんなすぎたけれど
思いで強く抱いて 勇気を翼にこめて 希望の風にのり
この広い大空に夢をたくしていま別れのとき飛び立とう 未来信じて弾む若い力信じて
このひろいこのひろいおおぞらにいま別れのとき飛び立とう 未来信じて弾む若い力信じて
このひろいこのひろいおおぞらに
一生で卒業式を経験するのは小中高大の4回だけ。
毎日泣いたり笑ったり、多感で大切な時を過ごした学校や友達と別れてしまう悲しい日ですが、夢や希望のある広い世界に向かって旅立つ日、それが卒業式。新しい人生のスタートです。
今年卒業する人は頑張って下さいね。
そういえば私の住むまちからも秩父の美しい山なみが見えます。