
波瀾万丈
彼の人生は波瀾万丈だ。
慶大卒業後、米コーネル大学でホテル経営学を学ぶ。その後、米ヒルトンやニューヨークの名門ホテル・ウォルドルフ・アストリアでサービスに従事。帰国後いくつかのホテルを経て、長崎ハウステンボスのホテルヨーロッパなど5つのホテルの代表に就任。日本で有数のホテルに育て上げ、一躍ホテル業界の寵児に躍り出る。
97年、北海道拓殖銀行からその実績を買われ、バブル期の象徴で経営不振に陥っていたエイベックス洞爺の運営を任される。国内最高級のリゾートホテルを目指し順調に滑り出していた矢先、後ろ盾だった拓銀が破綻。その煽りを受け、98年にホテルは閉鎖せざるを得なくなる。従業員も解散。
だが彼はあきらめない。
失業中もひたすらスポンサー探しに奔走。ついにセコム社が60億の支援を決定。
彼は再度代表取締役に就任し4年ぶりに表舞台に登場する。誰もが復活するとは思っていなかった。
再び世界最高レベルのサービスを目指し歩き出した。
そしてついに2007年4月、世界の首脳を迎える洞爺湖サミットの会場に決定。北海道の大自然に抱かれたホテルが日本の代表として選ばれたのだ。
伝説のホテルマン窪山哲雄氏が経営する「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」は、今最後の準備に余念がない。