フラット化する世界(上下)
ピュリツァー賞を3度受賞したトーマス・フリードマン氏が2006年に上梓した名著。
インターネットの普及、物流の驚異的な進歩によって世界の経済は国境の壁をいとも簡単に飛び越え、フラット化した一つのマーケットへと変化しつつある。
IBM、デル、HP、マイクロソフト、トヨタ、ソニーなどの国際企業はもちろん、先見の明のある日本の中小企業も、コスト低減や為替リスクの分散、時差による生産の効率化を求めて中国、インド、ブラジルなどの人的資源が豊富な国に進出しており、このグローバル化、つまり適材適所を求めた雇用のシフトはもう始まっている。
日本の企業が、香港で企画をして、中国で作って、イギリスで販売して、インドでサポートを行う事が当たり前になってきたのだ。実にエキサイティングで面白い時代である。・・・・・・・・・・・津田ブログ